トップページ > エコプロジェクト > キャラクターマーク

アメリカ広葉樹のキャラクターマークをご存知でしたか?

キャラクターマークとは、アメリカ広葉樹に見られる自然の特長で、樹種特有のものもあれば、樹種に関係なく共通して見られるものもあります。その中には、クリアーで欠点のない材面として歩留まり計算上も認められ、欠点とみなされないものと、欠点とされるものがあり、全米広葉樹製材協会(NHLA)によって明確に規定されています。なお、欠点となる特長も使用場所によれば、自然感をいっそう強く伝えることが可能であり、コスト面でのアドバンテージも高くなります。。

●全米広葉樹製材協会によるNHLA格付基準でクリアー材と認められるキャラクターマークの例●

心材と辺材
心材は中心から辺材までの部分で、通常濃色。辺材は外周に近い淡色の木質部分。



渦を巻いたり、ねじれの生じた木目。節ではありません。

ガムストリーク
チェリー特有の金筋に似た木目に沿って入る変色。日本ではヤニツボと言われています。

ミネラルストリーク
一般に木目に沿って走る、淡緑色から濃褐色など様々な色の変化。

グラスウォーム
金筋に似た変色が散在。アッシュによくみられます。

ステッカーマーク
乾燥工程で入れた桟木の跡がついたもの。プレナー加工で除去できる表面的なものをいいます。
■自然からの恵みでもある森林資源を有効利用するために

日本の伝統的な建築文化では、木材は柾目の無節が最良とされてきたために、金科玉条のように無節の柾目ばかりが重宝がられる傾向があります。しかし、貴重な森林資源を有効利用するためには、欲しいところだけを使うのではなく、自然の恵みでもある木材を徹底して使い切ろうという考えが非常に重要です。

欧米のように芯材や辺材も混在させ、節や変色部分などもデザイン的にうまく用いることは、自然環境保護にもつながり、今後の日本にも求められる視点です。そこでアメリカ広葉樹輸出協会では、「エコ・インテリア・ハウジング・プロジェクト」としてアメリカ広葉樹のキャラクターマークと呼ばれる自然材ならではの特長を建築の内装に有効に活用することを提唱しています。

■キャラクターマークをうまく生かした「エコ・インテリア・ハウジング・プロジェクト」の施工例を募集しています

アメリカ広葉樹輸出協会では、アメリカ広葉樹のキャラクターマークといわれる節や色違いなどの特長をうまく生かした建築内装の施工例を募集しています。

まずは写真と使用樹種をお知らせください。「エコ・インテリア・ハウジング・プロジェクト」の施工例として、今後制作するアメリカ広葉樹のパンフレットにてご紹介させていただきます。なお、掲載に際しましてはロシアや中国産ではなく、アメリカ広葉樹が使用されていることを協会サイドで確認できたものに限らせていただきます。

ページトップへ戻る

メインメニュー

Copyright(C )2011 American Hardwood Export Council All Rights Reserved.