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アメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)は、2024年3月、東京・有明のビックサイトで開催されました「IFFT2024東京国際家具見本市」において、アメリカ広葉樹のハードメープルとレッドアルダー2樹種で製作された家具や内装材を展示しました。AHECが選定した香川県の家具メーカー6社が参加。それぞれの個性と技術を活かした多彩な家具が披露され、業界関係者から注目を集めました。
この企画は、アメリカ広葉樹の中でも比較的日本での利用が少ない「ハードメープル」と「レッドアルダー」に焦点を当て、その美しさや加工性、機能性を広く伝えることを目的としたものです。展示には、各メーカーがAHECから提供を受けた木材を使い、自社の視点でデザイン・製作した個性的な家具が並びました。
ハードメープル:硬質で繊細な木肌が魅力
ハードメープルは、緻密で硬く、美しい光沢を持つ木肌が特長で、耐久性が高いことから床材やカウンター材などにも多用されてきた木材です。今回は、その優れた表面性を生かし、テーブルや収納家具、椅子などに仕上げた作品が展示されました。参加企業の一つ、すぎやま家具は、ハードメープルの明るさを活かしたカジュアルで角のない可愛い印象のダイニングセットを発表。脚の部分を横にすると和室でも使用できる高さに変えられシンプルな中にも工夫が凝らされた家具でした。
レッドアルダー:温かみと加工性の高さで表現の幅が広がる
一方のレッドアルダーは、赤みがかった柔らかな表情と加工しやすさが特長で、木工初心者から高級家具メーカーまで幅広く支持されています。今回のブースの中で存在感を発揮したRock Islandのキッチンは(有)シティングの作品。香川県で取れる庵治石とアルダーを上手く合わせ、自然の魅力が溢れ、来場者の注目を集めました。
今回の展示に参加した6社(桜製作所、シティング、すぎやま家具、藤田木工所、マルトク、森本建具店)は、いずれも素材の持ち味と特徴を最大限に活かしながら、自社の技術と想いを表現した家具を製作。自然の恵みである木材に対する真剣な思いが伝わりました。
アメリカ広葉樹輸出協会では今後も持続供給が可能なアメリカ広葉樹の家具材や内装材としての更なる活用方法について、今後も日本のユーザーの皆様に伝えていきたいと思います。
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