「アメリカ広葉樹環境プロファイル(AHEP)・アメリカ広葉樹の合法的な調達と持続可能性についての記者発表会」

アメリカ広葉樹環境プロファイル(AHEP)・アメリカ広葉樹の合法的な調達と持続可能性についての記者会見

左からAHEC専務理事のマイケル・スノー、セネカクリーク・アソシエイションのアルバート・ゲッゼル氏、AHEC日本代表の辻隆洋
2019年10月30日(木)、アメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)は東京都内のホテルで「アメリカ広葉樹環境プロファイル(AHEP)・アメリカ広葉樹の合法的な調達と持続可能性についての記者会見」を開催致しました。


関係者40名が出席
参加者は木材・家具の業界紙及び木材業界関係者、木材や家具の各協会代表者と林野庁より約40名で、米国から来日したアメリカ広葉樹輸出協会・専務理事のマイケル・スノー、そして今回のアメリカ広葉樹の合法性と持続可能性について調査・研究を行ったセネカクリーク・アソシエイションのアルバート・ゲッゼル氏のプレゼンテーションにより説明がなされました。

AHEPは、AHECが2008年に「アメリカ広葉樹の合法性と持続可能性について」として報告されましたが、その後も第三セクターにより調査が継続的に進められ、アメリカ広葉樹の合法性や持続可能性、またライフ・サイクル・アセスメント(LCA)の研究・調査への取り組みなど再調査・研究が行われ、改めて違法性や持続不可能性のリスクが低い木材であることが結論付けられました。

欧州では環境対応書類として活用されていることや、オーストラリアやベトナムでもその需要が高まっていることなどが報告されました。また、日本の林野庁が2017年から施行している「クリーンウッド法」にも十分に適応しており、環境に優しく安定供給が可能なアメリカ広葉樹を安心して利用して欲しいと述べられました。