「アメリカ広葉樹建築家懇談会 in 仙台」を開催
アメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)は去る10月24日、仙台市内初となる「アメリカ広葉樹建築家懇談会in仙台」を開催しました。

今回の懇談会では、(公社)日本建築家協会・東北支部所属の建築家8名、宮城県と山形県の家具・内装材メーカーの代表者3名、宮城県の住宅メーカーの代表者1名とアメリカ広葉樹を取り扱う木材会社(本社:北海道)の代表者3名で、東北地域でのアメリカ広葉樹の内装材や建て付け家具の需要拡大等について議論がなされました。そして、下記の4つの議題についても率直な意見交換が行われました。


1) 東北地域の建築家の環境建築への取り組み
2) 東北地域の建築家の木質内装材利用に対する考え方
3) 無垢内装材の加工・施工方法
4) 建築家に対するアメリカ広葉樹を含む木材製品の情報提供と供給について


まだまだ東北地域では馴染みが薄いアメリカ広葉樹を今後どのような方法で入手し、建築内装に取り入れて行くのか、細かな面も含めて話し合われました。

懇談会の後の懇親会では建築家の方々と木材業界の方々で一歩踏み込んだ意見交換もなされ、さらに懇談会に参加された建築家の方々から「2019年中に北海道のアメリカ広葉樹原木を製材している工場やアメリカ広葉樹材を使用している家具メーカーを見学したい」との意向を受け、(公社)日本建築家協会・東北支部所属の建築家の方々と「アメリカ広葉樹見学会in北海道」を実施する方向で検討することになりました。