アメリカ広葉樹懇話会&レセプションin高松

11月4日(水)アメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)は、今年7月の「アメリカ広葉樹セミナー」に引き続き、香川県高松市内で「アメリカ広葉樹懇話会」を開催しました。その初夏のセミナーでは約100名の建築士・デザイナー、家具・木工・内装材メーカー、木材業界の方々が参加。アメリカ広葉樹や木材塗装についての知識を深めていただくと共に、活発に意見交換をしていただくことができました。今回はそこから一歩踏み込み、香川県でのアメリカ広葉樹材使用の状況や、流通の問題点、また家具、内装材としての有効利用の方法そしてアメリカ広葉樹を含めた木材塗装に関する内容を中心に多くの疑問や問題点を懇話会形式で具体的に討論することができました。


パネリストとして香川県の建築家、家具・建具・木材業界の方々、木材塗装のスペシャリストである「木材塗装研究会」の長澤良一氏の13名と意見を交換し、さらに質疑応答では30名近くのオブザーバーから質問が多く寄せられました。

今回の懇話会では、新建材いわゆるプリント印刷のフロアや内装材に勝つためには住まい手に対し、無垢材としてのアメリカ広葉樹の「本物の良さ」をどのように説明するかが鍵となり、最近の施主はキャラクターマークを欠点としてみなすのではなく個性と捉える方が増えている一方で、逆に流通業者のキャラクターマークに関する意識改革が必要との意見や、現在ではコンピューター化され含水率も安定して問題がなくなってきているアメリカ広葉樹製材の人工乾燥についての情報がアップデートされておらず、過去の情報のまま“割れ易い狂い易い材”との間違った情報が根強くあること、また床材の施工方法についても厚みを20mmで使用し、短尺をうまく用いる事で歩留りが上がり、コストも下がるなど、無駄なくかつコストを下げる具体的な方法の提案や家具などの木材塗装に関してのテクニカルな細かい手法について等、様々な角度から約2時間に渡り話し合われました。

セミナー後のレセプションでは懇話会で出来なかった質問や疑問について積極的な意見交換がなされ、今後に繋げよう、より良いものを造り出そうとしている姿勢がそれぞれの業界を越えたモノづくりに対する熱意として感じることが出来ました。