IFFT Interiorlifestyle living American Hardwood Furniture Showcase 2009.12
2009年12月2日(水)〜12月4日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された「IFFT Interiorlifestyle living」にアメリカ広葉樹輸出協会(AHEC)が出展参加しました。

AHECとしては3年ぶりとなるIFFTへの出展で、見本市の規模は小さくなったとは言え327社(国内275社・海外52社)の出展がありました。また特徴としては「にっぽんらいふ2009」が出展した影響もあり、展示されている家具のクオリティーも高くアメリカ広葉樹の高級樹種であるウォルナットやチェリーが使用された家具も多く、展示会自体の内容は満足できるものでした。

今回、アメリカ広葉樹輸出協会は2000年から展開しているハング・タグ・プロモーションの協力企業43社の中から28社の御協力を得て「American Hardwood Furniture Showcase」と題し、各社の個性的なアメリカ広葉樹を使用した家具の展示を行いました。

ブースでは内側にベッドルーム、リビングルーム、子供部屋やダイニングルームの雰囲気を醸し出すようペンライトを室内照明として吊るし、それぞれの部屋の壁紙に変化を持たせるなど出来るだけ生活のワンシーンをイメージし易く、また壁一枚おきにくり抜かれた窓のような部分には違った樹種のアメリカ広葉樹製材をブラインド状にはめ込み、外からも見やすく閉塞感のないブースデザインを心がけました。

外側には一点ものの椅子やデスク、小さめのダイニングセットなどを壁からの間接照明やスポットライトを活用してギャラリーを感じるような展示にしました。そして、アメリカ広葉樹は手で触れてその温もりや優しさ、美しさを実感してほしいとの思いで実際に座り、寛いでいただけるよう敢えて段差を持たせずフラットな床に展示しました。今回、特に各社にキャラクターマーク(節や色違など)の入った家具を展示するとのお願いをした訳ではないのに、キャラクターマークがデザインとして上手く取り入られた家具が多く日本において木材の有効利用が認識されてきているのは明らかで、アメリカ広葉樹輸出協会が2001年より推進してきたエコ・プロモーションが日本市場にも浸透してきたのではないかと考えています。さらには合法性が照明された環境にも優しいアメリカ広葉樹材の益々の可能性を感じることのできる展示会になりました。

尚、今回展示しました28社の家具を一冊の小冊子にまとめましたので、ご希望の方は無料でお送りいたします。お申し込みは弊協会ホームページから御願いします。(http://www.ahec-japan.org)